その他ハーモニカ
ハーモニカの歴史の中にはさまざまな変わった機種が存在するが、現在では上記の3種が主流である。他に使われるものとしては、複音ハーモニカから派生した、上下にリードをオクターブ違いに調律したものがある。これは「オクターブ・ハーモニカ」と呼ばれる。この機種はかなり限定的な使用をされるので各メーカーで必ず制作している物ではない。構造としては、二段式の穴になっており、上と下では同じ音階だがオクターブの異なるリードが同時に鳴るので、ハーモニカ・アンサンブルなどで伴奏に厚みを付ける役目で活躍するにとどまる。また、「コード・ハーモニカ」と「バス・ハーモニカ」があるが、ハーモニカ・アンサンブルでの上記同様、伴奏楽器として以外に使用される事はあまりない。
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